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マーケット速報
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(28日終値)
ドル・円相場:1ドル=142.01円(前営業日比▲1.66円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=162.24円(▲1.06円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1420ドル(△0.0055ドル)
ダウ工業株30種平均:40227.59ドル(△114.09ドル)
ナスダック総合株価指数:17366.13(▲16.81)
10年物米国債利回り:4.21%(▲0.02%)
WTI原油先物6月限:1バレル=62.05ドル(▲0.97ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=3347.7ドル(△49.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は反落。日本時間夕刻には一時143.89円まで値を上げたものの、前週末の高値144.03円が目先レジスタンスとして意識されると徐々に弱含んだ。一時は4.29%台まで上昇した米10年債利回りが4.20%台まで低下したこともドル売りを促した。4月米ダラス連銀製造業景況感指数が▲35.8と前月の▲16.3から大幅に悪化し、2020年5月以来の低水準を記録すると全般ドル売りが活発化し、前週末の安値142.59円を下抜けて一時141.99円まで値を下げた。
・ユーロドルは反発。米長期金利が低下に転じたことなどを手掛かりに全般ドル売りが優勢になると、前週末の高値1.1394ドルを上抜けて一時1.1425ドルまで上値を伸ばした。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.90まで低下した。
なお、ベッセント米財務長官は「我々は強いドル政策を堅持している」と述べたほか、「欧州中央銀行(ECB)はユーロ押し下げのために利下げを行うだろう」と話し、足もとのユーロ高に言及した。
・ユーロ円は4日ぶりに反落。ドル円の下落につれた円買い・ユーロ売りが入ったほか、一時300ドル超上昇したダウ平均が失速し200ドル超下落したことも相場の重しとなり、162.21円と日通し安値を付けた。もっとも、ダウ平均が再び上昇に転じると下げ止まった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日続伸。前週の地合いの強さを引き継いで買いが先行すると一時300ドル超上昇したものの、買い一巡後は徐々に上値を切り下げて200ドル超下落した。ただ、引けにかけては再び上昇に転じた。今週は主要ハイテク企業を含む四半期決算の発表がピークとなるほか、米重要指標の発表が相次ぐ。イベントを前に様子見ムードが広がり、大きな方向感は出なかった。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は5日ぶりに小反落。
・米国債券相場で長期ゾーンは5日続伸。欧州債相場が下落すると、米国債にも売りが先行したものの、今週予定されている米重要指標の発表を前に持ち高調整目的の買いが入ると持ち直した。
・原油先物相場は3日ぶりに反落。4月米ダラス連銀製造業景況感指数の大幅悪化を受けてエネルギー需要減少への懸念が広がると、ロングの投げを巻き込みながら売り圧力が強まった。61ドル半ばまで下落幅を広げ、先週安値を下回ったところで売りが一服。もっとも石油輸出国機構(OPEC)プラスの増産懸念が重しとなり、戻りは62ドル前半までだった。
・金先物相場は反発。欧州株の上昇を受けて時間外で下値を試すも、先週の安値圏である3270ドル台が支えとなった。4月米ダラス連銀製造業景況感指数が大幅に悪化したことが分かると、リスク回避ムードの高まりから安全資産とされる金に買いが入った。為替でドル安が進行したことも、ドル建て金の上昇を後押しした。引け後には3360ドル超えまで上値を伸ばしている。
(中村)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.04.29
作成日
:
2025.04.29
最終更新
:
2025.04.29
著者情報
DZHフィナンシャルリサーチ | DZH Financial Research, Inc.
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