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NY株式サマリー(21日)=ダウ971ドル安と4日続落 FRBの独立性への懸念強まる

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2025.04.22
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NY株式サマリー(21日)=ダウ971ドル安と4日続落 FRBの独立性への懸念強まる

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◆ダウ平均:38170.41 -971.82 -2.48%

◆S&P500:5158.20 -124.50 -2.36%

◆NASDAQ:15870.90 -415.55 -2.55%


 21日のNY株式相場は下落。トランプ米大統領がパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長を批判し、FRBの独立性への疑念が強まったことで米国株、米国債、米ドルなどのドル資産が下落した。主要国との貿易問題で進展が無かったことも相場の重しとなった。ダウ平均は下落してスタートすると、一時1311ドル安まで下げ幅を広げ、971.82ドル安(-2.48%)で終了。S&P500とナスダック総合も一時3%超下落し、それぞれ2.36%安、2.55%安で終了。ダウ平均とナスダック総合が大幅に4営業日続落し、S&P500は大幅反落となった。業種別ではS&P500の全11セクターが下落。一般消費財の2.86%安を筆頭に、IT、エネルギー、公益、資本財、コミュニケーションなど9セクターが2%超下落した。


 トランプ米大統領がパウエルFRB議長への批判を繰り返したことでセンチメントが悪化した。トランプ米大統領は先週、利下げに慎重なパウエルFRB議長を「ミスター・トゥー・レイト(Mr. Too Late)」などと批判したが、月曜日もパウエル議長が直ちに金利を引き下げない限り景気後退に陥るとして議長への批判を繰り返した。先週、トランプ政権がパウエル議長の解任を模索しているとも報じられており、米政権とFRBの緊張の高まりが米ドル、米債、米株のトリプル安につながった。米10年債利回りは先週末の4.327%から4.414%に上昇(価格は下落)し、主要通貨に対するドルの強さを示す「ドル指数」は約3年ぶりの水準に下落した。一方、金価格は1オンス3400ドルを上回り、史上最高値を更新した。投資家の不安心理を示すVIX指数は先週末の29.65ポイントから33.82ポイントに上昇した。




DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.04.22

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