株式寄り付き概況－日経平均は4日ぶり反落　メルカリが急騰

　7日の日経平均は4日ぶり反落。米国株は3指数がまちまちとなったが、ダウ平均の下落を嫌気して売りが優勢。安く始まった後は下方向への勢いを強めている。3Q決算を発表した東京エレクトロン<8035.T>が大幅安となっていることや、朝方にドル円が円高に振れていることなどもリスク回避ムードを高めている。足元では下げ幅を300円超に広げる場面もあるなど、下値を探る動きが続いている。

　業種別では空運、倉庫・運輸、パルプ・紙などが上昇している一方、精密機器、輸送用機器、その他製品などが下落している。上期が大幅な増益となったメルカリ<4385.T>が急騰。反面、3Qが営業赤字となったコニカミノルタ<4902.T>が急落している。

日経平均

　38770.61　-295.92

先物

　38770　-320

TOPIX

　2729.95　-22.25

(川畑)