香港株サマリー(13日)

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2025.01.13

香港株サマリー(13日)

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6日続落、3カ月半ぶり安値 米利下げ期待が後退


 週明け13日の香港株式市場で、ハンセン指数は6営業日続落。終値は前営業日比1.00%安の18874.14ポイントだった。中国企業指数は0.79%安の6843.71ポイント。メインボードの売買代金は概算で1340億4000万HKドル。


 ハンセン指数は始値で心理的節目の19000ポイントを割り込み、朝方には下落率が2%に迫る場面があった。その後は下げ幅をじりじりと縮小したものの、終値ベースで昨年9月23日以来およそ3カ月半ぶりの安値を付けた。10日発表の2024年12月の米雇用統計が市場予想より強い結果となり、米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが鈍化するとの見方から売りが優勢となった。前週末のNY株式相場は大幅安となったことで、運用リスクをとりにくくなった。セクター別では一般消費財と工業、金融が安かった半面、エネルギーが買われた。


 ハンセン指数構成銘柄では、白物家電の海爾智家(06690)とスマートフォン部品・受託製造のBYDエレクトロニック(00285)が大幅に続落した。香港公益株の香港鉄路(00066)、長江インフラ(01038)も安い。前週末大引け後に12月の出荷量を発表した光学部品メーカーの舜宇光学科技(02382)は反落した。一方、半導体ファウンドリーのSMIC(00981)が6%超高と続伸。医薬品ネット通販の阿里健康(00241)と京東健康(06618)、石油大手のペトロチャイナ(00857)とCNOOC(00883)も買われた。


 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.91%安の4221.92ポイントと続落。半導体製造装置のASMPT(00522)、ライブコマースの東方甄選(01797)が大幅安だった。一方、SMICと同業の華虹半導体(01347)が高い。


(山下)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.01.13

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