メジャー通貨

メジャー通貨

読み方、同義語、対義語

読み方 めじゃーつうか
対義語 マイナー通貨

メジャー通貨とは、外国為替市場において取引量が多く流動性の高い通貨のことを指します。国際的な定義はありませんが、一般にドル、ユーロ、円、ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフランなどがメジャー通貨に該当します。これに対し、メジャー通貨以外の取引量が少ない通貨をマイナー通貨と呼びます。

メジャー通貨同士の通貨ペアは常時取引量が多いため、売買が成立せず値動きが大きく振れるといったアクシデントは基本的にありません。メジャー通貨は経済的に安定している先進国の通貨で、金融政策や政治経済の不確実性も低いので、FX取引の初心者には比較的取引しやすい通貨ペアです。

一方、マイナー通貨では、新興国ならではの政治・経済リスクや地政学的リスク、制度面の不備が為替レートに大きな影響を与える可能性があり、注意が欠かせません。低金利が長く続く日本では、スワップポイントの受け取り目的でトルコリラや南アフリカランド、メキシコペソといった高金利のマイナー通貨と円の通貨ペアが一定の人気を博しています。しかし、マイナー通貨は世界的に見て取引量が少なく流動性が低いため、ニュース等をきっかけに大きな値動きが発生するリスクがあります。

point メジャー通貨はスプレッドもお得

メジャー通貨同士の通貨ペアは取引量が多く、投資家の関心も高いことから、スプレッドが狭くなっています。スプレッドが狭いと、その分取引で得られる利益は多くなります。また、流動性が高く取引が成立しやすいため、スリッページも発生しにくいという傾向があります。

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