東京外国為替市場概況・17時　ドル円　底堅い

　12日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。17時時点では154.62円と15時時点（154.64円）と比べて2銭程度のドル安水準だった。片山財務相の円安けん制発言も材料視され、14時過ぎにつけた154.79円を頭に上昇が一服するも、押し戻しは154円半ばにとどめ、154.60円台を中心とした小動きと下値の堅い動きが続いている。

　ユーロ円はもみ合い。17時時点では179.10円と15時時点（179.01円）と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。179.15円まで過去最高値をつけた後、ドル円同様に買いが一服するも、179円大台を維持してしっかり。

　ユーロドルは17時時点では1.1584ドルと15時時点（1.1576ドル）と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円でのドル買いが一服したことも支えに1.1588ドルまでわずかに高値を更新した。もっとも本日これまでのレンジは18Pips程度と方向感は出ていない。

本日これまでの参考レンジ

ドル円：154.05円　-　154.79円

ユーロドル：1.1570ドル　-　1.1588ドル

ユーロ円：178.48円　-　179.15円

(金)