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東京外国為替市場概況・10時 カナダドル、弱含み

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2025.07.11
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東京外国為替市場概況・10時 カナダドル、弱含み

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 11日の東京外国為替市場でカナダドルは弱含み。トランプ米大統領が自身のSNSでカナダに対しての35%の関税を課すという、カーニー加首相宛の書簡を公表。このSNSが広まると、カナダドルは対ドルでは1.36カナダドル半ばから1.3731カナダドルまで、対円では106.58円までカナダドル安が進んだ。ただ、米当局者が「USMCAに対する製品の関税免除は維持する」との発言が伝わると、下げ幅を縮めた。


 ユーロドルは弱含み。10時時点では1.1674ドルとニューヨーク市場の終値(1.1701ドル)と比べて0.0027ドル程度のユーロ安水準だった。トランプ大統領が米国時間11日までに欧州連合(EU)に対しても関税を発表するとの報道が伝わったことで、カナダ同様にEUへも高関税賦課が危惧されたことで1.1665ドルまで弱含んだ。


 ドル円は小高い。10時時点では146.55円とニューヨーク市場の終値(146.26円)と比べて29銭程度のドル高水準だった。カナダドルやユーロに対してドル買いが進んだ影響で、対円でもドル買いが優勢に。東京仲値にかけてのドル買いも散見されたことで、10時前には146.64円まで上値を広げた。


 ユーロ円は上値が重い。10時時点では171.08円とニューヨーク市場の終値(171.14円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。すでに対日関税は発表されていることで、対円でのドル買いは限られている。一方でユーロドルが軟調推移となっていることで、ユーロ円は上値が重く一時170.81円まで下押した。


本日これまでの参考レンジ

ドル円:146.14円 - 146.64円

ユーロドル:1.1665ドル - 1.1707ドル

ユーロ円:170.81円 - 171.24円



(松井)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.07.11

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